特定看護師とは ②

この週末も仕事の予定で、お疲れモードのWINDである。

28日は今月最後の休みであるが、

照明コンサルタントの資格更新のために、大阪でスクーリングを受けなければいけない。

かなり面倒なのだが、仕方がない。(笑)

新しくなった大阪駅でも見てくるとしよう。


さて、前回書いた特定看護師であるが、実はまだ特定看護師については

書いていなかったりする。(笑)

今回は、それを書いていこうと思う。

前回、絶対的医行為と書いたが、「静脈注射」も絶対的医行為である

という行政解釈であった。(昭和26年通達という)

これは、静脈注射は、医師が行うべきものであり、医師からの指示があるなしの

保助看法でなく、医師法17条(医師以外のものによる医業の禁止)にあたる。

しかし、94%の病院の医師が看護師等に静脈注射を指示しており、

90%の病院の看護師が日常業務として静脈注射を行っている実態を踏まえ、

静脈注射を診療の補助行為として取り扱うべきとされた。

これにより、昭和26年通達が廃止され、静脈注射は、診療の補助行為となった。

これを平成14年通達という。

このように、診療の補助とされる部分が時代と共に変化している。


今回の特定看護師は、高い能力と実務経験を持つ看護師に、補助として

高度な医行為を認めるというものである。

新制度では、特定看護師が行える「特定行為」を定め、5年以上の経験があり、

8か月から2年の専門研修を受け、国家試験に合格し、認証を受けると、

医師が示した大枠のなかで、自主的な判断で「特定行為」を行えるものになる。


ただ、法律で明確にすることで、これまで看護師が行えていた医行為が行えない、

人材が揃いにくいなど、現場を混乱というか、患者も混乱させてしまうことになる。

ということで、反対の意見も多い。

これからどのように進められていくのか注目したい。

アメリカには、ナース・プラクティショナーという資格があり、

特定看護師が、医師の大枠の指示の下に特定の医行為が行える(予定)のに対して

初期症状の診断や投薬を行うことが認められているが、外科手術は行うことができない。

医師過疎地への対応や医療費削減という側面もあるが、日本では、難しいだろう。
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by whirl--wind | 2011-11-25 19:28 | 看護 | Comments(6)
Commented by chosi-631 at 2011-11-26 19:11
なかなか線引きが難しいですよね。
同じ看護師でもできることとできないことがあるとなると、我々治療を受ける立場としては、「看護師Aさんがコレ(特定行為)ができるなら、看護師Bさんもできるんでしょ?」っと思ってしまうかもしれません。明らかに白衣の色が違うとか何か区別をしないと医療現場で混乱が起きそうな気がします・・・。
Commented by whirl--wind at 2011-11-26 21:51
ちょしさん>線引きは難しいでしょうね。国家資格ではありませんが、専門看護師、認定看護師というのもあり、実務経験をつんで、学校に入学して、試験を受けていろいろな領域の専門の看護師になるというのもあります。
それ以前に准看護師と看護師の区別も見た目ではわかりませんし・・・。 資格は違うけど、できる内容な同じと言ってもいいと思います。 管理職に上がれないのと、関連資格を取るときに差があるくらいでしょうか。 本当にややこしいです。
Commented by usaginotubuyaki at 2011-11-26 23:18
WINDさん こんばんは。

今まで 普通に看護士さんに注射していただいていましたが・・・・・
中には下手な人もおられます^^;
近い将来?ヘルパーさんも胃瘻していただくことができるようです!
Commented by whirl--wind at 2011-11-27 21:14
うさぎさん>注射は技術というか経験ですね・・・。
センスがあり、上手な人もいますし、もちろん下手な人も。(笑) 自分はあまり得意ではないですね。
職員の健康診断の採決の時は全然痛くないと言ってもらえていますが・・・。
ヘルパーや介護福祉士も胃瘻ができるようになるようですね。吸引なども行えるようになるそうです。
Commented by mugibue at 2011-11-27 22:06 x
特定看護師という言葉も知りませんでした。
医療現場は本当に殺伐としたイメージがあって
ストレスも大変なものだろうと想像しています。
命を預かるところなので、人材不足や低賃金
オーバーワーク・・・なんとかならないものなんでしょうか・・・
Commented by whirl--wind at 2011-11-27 22:46
mugibueさん>看護師でも知らない人もいると思います(笑)実際に臨床現場にでるのは、数年後になると思います。 人材不足というか、うちの病院のグループはこれからは、ぎりぎりの人数でやっていくのが方針のようです。現場では、みんな悲鳴をあげていますが、それが本部に届くことはありえないようですね。お偉いさんは、データしかみませんから・・・。
大切なのはわかりますが、なんちゃらプロジェクトや委員など業務以外の仕事は減らして欲しいというのが正直な気持ちです。その時間を患者さんのところで使いたい・・・です。
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